1965年、東大在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝し歌手デビュー。 「ひとり寝の子守唄」「百万本のバラ」「知床旅情」など日本の音楽シーンに残る数々の名曲・ヒット曲を生み出す。カーネギーホールでの2度の公演に続き、''92年にはフランス政府より芸術文化勲章「シュバリエ」が贈られるなど、日本を代表するアーティストとして国際的に活躍。海外公演は70公演を超える。女優として『居酒屋兆治』(1983年)に出演。宮崎駿監督のアニメ映画『紅の豚』(1992年)では声優としての魅力も発揮した。 2000〜2011年には環境省・UNEP国連環境計画親善大使としてアジア各地を訪れ、自然環境の現状を広く伝え音楽を通じた交流を重ねた。FUJI ROCK FESTIVAL 出演は今回で12度目となる。 2020年9月11日より、毎月11日を「土の日」と呼び、ファンとの新たな交流の場として、『登紀子の「土の日」ライブ』をYouTubeで配信している。2022年5月22日に最新アルバム「果てなき大地の上に」を発表。このアルバムはウクライナ支援チャリティアルバムとして売り上げの全額をJCF(日本チェルノブイリ連帯基金)を通して、ウクライナで故郷を追われた人々へ寄付される。