The Panturasは、フォークミュージックが根付くジャティナンゴール(バンドン)出身ながら、独自のサーフロックを奏でるバンドとしてシーンに旋風を巻き起こしている。メンバーは、アビヤン・ザキ(ボーカル&ギター)、リザル・タウフィック(ギター)、バグス "ゴゴン"(ベース)、スルヤ・フィクリ(ドラム)の4人。ディック・デイルやザ・ベンチャーズといったサーフロックのレジェンド、さらにはクアルテット・ビンタンやエカ・サプタといったインドネシアの往年のロックバンドから影響を受けたサウンドが特徴だ。
2018年2月にミニアルバム『Mabuk Laut』をリリースすると、一躍注目を集め、インドネシア各地のライブハウスやフェスティバルへと活動の場を広げた。そして2021年には、待望のフルアルバム『Ombak Banyu Asmara』を発表し、さらに大きな飛躍を遂げる。
結成から約10年を迎えた今も、その勢いは止まらない。2025年にはスンダ音楽の要素を取り入れた新作ミニアルバムのリリースが噂されており、さらなる進化を期待せずにはいられない。