フジロックの会場にある大小さまざまなステージ。世界的なアーティストが出演するメインステージとは別に、未来のスターをいち早く目撃できる特別な場所がある。新人アーティストの登竜門として長年親しまれてきた「ROOKIE A GO-GO」だ。伝説として語られるパフォーマンスは、メインステージのみならず、このROOKIE A GO-GOでも四半世紀に渡り繰り広げられてきた。
JULY 24 FRI 25 SAT 26 SUN
フジロックの会場にある大小さまざまなステージ。世界的なアーティストが出演するメインステージとは別に、未来のスターをいち早く目撃できる特別な場所がある。新人アーティストの登竜門として長年親しまれてきた「ROOKIE A GO-GO」だ。伝説として語られるパフォーマンスは、メインステージのみならず、このROOKIE A GO-GOでも四半世紀に渡り繰り広げられてきた。
その歴史は1999年、フジロックが現在の新潟県・苗場へと開催地を移した年に始まる。当時は「Levi’s NEW STAGE」として、若手アーティストにパフォーマンスの機会を提供すると共に、新しい才能を見出す場として誕生。 記念すべき初年度には、後に日本のロックシーンを代表する存在となるくるりが出演。現在から振り返れば、ROOKIE A GO-GOが持つ可能性を象徴する出来事だったと言えるだろう。
くるり - 金星
魂をむき出しにしたライブで観客を圧倒したサンボマスターが2003年に出演。その後の活躍から「ROOKIE A GO-GO出身」という言葉が認識されるようになっていった。
2010年代に入ると、その存在感はさらに確固たるものとなる。
2010年には、日本のスカパンクシーンを代表する存在へと成長するHEY-SMITH、2011年には国内外で人気を拡大していくラウドロックバンドSiMが出演。苗場の夜に強烈な印象を残した。
2014年は、現在の音楽シーンを代表するヒップホップユニットCreepy Nuts、シティポップ以降の潮流を象徴する存在となったYogee New Waves、そして洗練されたグルーヴで一躍人気バンドへと駆け上がったSuchmosという、後に日本の音楽シーンを大きく動かす3組が同じ年に出演。
“これからの存在”として、当時苗場に登場した彼らが、まさに今の音楽シーンを牽引する存在となっている、ROOKIE A GO-GOの歴史の中でも特筆すべき年となった。
2016年には現在のオルタナティブ・シーンを代表する存在となった羊文学、繊細な言語感覚とポップネスで評価を高めたMONO NO AWAREなど、後のシーンを担う才能が次々と登場していく。
翌年には、今やスタジアムクラスの人気を誇るKing Gnu、海外でも高い評価を受けるガールズバンドCHAI、そして強烈な個性で世界的な注目を集めるおとぼけビ~バ~が出演。この年もまた「未来のスターを目撃した年」として語られることが多い年となった。
近年では、繊細な表現力と圧倒的な音楽性で多くの支持を得る君島大空、独自の言語感覚と切実なライブパフォーマンスで注目を集める鈴木実貴子ズ、透明感のあるサウンドと確かな演奏力で支持を広げる水中スピカ、重厚なリフとエレクトロニックなビートを融合させたパンクの衝動を体現するBajaなど新たな才能も登場し、 ROOKIE A GO-GOが常に“次の時代”と並走してきたことを証明している。
そして今年、独自のポップセンスと都市的なサウンドで高い評価を得たcero、感性豊かなサウンドで注目を集めたんoon、国内オルタナティブシーンで存在感を放つKOTORI、切実な歌詞と爆発力のあるライブで支持を集めるMy Hair is Bad、骨太なロックサウンドで支持を広げるSIX LOUNGE、ジャンルの枠に収まらない独自のサイケデリック・ポップで注目を集めるTempalayと、ROOKIE A GO-GOステージからメインステージへと飛躍して帰ってくるアーティストたちが第1弾ラインナップ発表で名を連ねた。
ROOKIE A GO-GOに出演したアーティストの中から1組が、翌年のフジロック主要ステージへ出演できるチャンスを掴む投票企画「目指すはメインステージ!」。来場者やファンからの投票を受け付けながら、次のステージへ進むアーティストをともに選び、応援していく参加型プロジェクトを2012年から実施している。
過去には、ceroやMONO NO AWARE、CHAI、君島大空、KOTORIなどが翌年のメインステージへ出演を果たし、昨年はkurayamisakaがRED MARQUEEへの出演権を見事獲得。そのオルタナティブな感性と物語性のある楽曲で存在感を示した。
フジロックにまた帰ってくる、それこそが、ROOKIE A GO-GOの醍醐味であり最大の魅力とも言える。それは、昼間の開放的な雰囲気とは異なる親密で濃密な空気に包まれる深夜帯に行われるライブ、観客と演者の距離の近さ、そして偶然出会った音楽に心を揺さぶられる瞬間など、大自然の中にライブハウス的な熱量が共存する中、まだ無名のアーティストが大観衆の前で初めて爪痕を残す瞬間に立ち会えること。そして数年後、「あの時ROOKIEで観た」と語れる記憶を観客に残すこと。ROOKIE A GO-GOは、未来へと続く入口であり、未来のヘッドライナーが生まれる瞬間を目撃できる場所でもある。
ROOKIE A GO-GOで出会ったアーティストの「今」をライブハウスで体感!
FUZE-01 TOUR 2026
2026/04/28 (Tue) 福岡Queblick
2026/05/09 (Sat) 心斎橋 Bronze
2026/05/10 (Sun) 名古屋Live House R.A.D
2026/05/30 (Sat) 下北沢SHELTER
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